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2009
11.03

難しい・・・シンフォニア9番

Category: ピアノ
引き続きシンフォニア9番の分析をやっていますが、調性が複雑で、非常に難航しております。
昨晩は、17小節目まで来たのですが、ちょっと疑問が出てきて、先へ進むのを中断。
というのは、どうも冒頭のへ短調の主題が純粋な短調でないような気がするのです。
そこで、がんばって主題の和声進行を分析してみました。
ほんとに難しくて、すごく時間がかかりました。
そこでわかったことは、ヘ短調で始まった主題は3拍目のV度の和音が下属平行調の変ロ長調のドッペルドミナントになって、転調しているということです。
そして、ドッペル→V→I でこの変ロ長調のI度の和音をヘ長調のIV度の和音に読み替えて、V度の減7に進みます。
減7はもともと短調の借用和音なので、ここでヘ短調になり、その後 I→IV→V(次の主題からはI2)→V7→I のカデンツで終わる、というふうに分析をしました。
図式化すると、見にくいですが、
 
|1  2   3  4|1   2    3  ―  4  - |1
  f:I((VI)→V                
     B:v/V→V7→I (Fdurの4度調)
            F:IV→V(減7)
      (元の調に戻る)f:V(減7)→I→IV→V(I2)→V7→I
                       ←―カデンツ――→

途中で長調がはさまっていたので、純粋な短調ではないような気がしたのですね。
また、間はV度の和声なので、短調とも長調ともとれるようなあいまいな色合いになります。
この短調→長調→短調の変化が、グラデーションのように色合いを変えるので、豊かな表情を作り出すのだと思います。
ちなみに、なぜ途中で長調に変化するのかというと、半音下降進行のラメントバスが2小節目の1拍目でDナチュラルになるのですが、この音がヘ調の第6音として長調の響きをつくっているからです。
ラメントバスの進行の響きに、暗いだけではないそこはかとない光が感じられるのはこのためなのでしょう。
また、11・12小節目は、変イ長調になりますが、はじめのラドシが長調の音程なのに今一つ明るくなりきらないのは、2拍目の和声がVI度で短和音になるからでしょう。

などと、この二日間、そんなことばかりして、ほとんど練習になりませんでした。
後半の分析もまだだし。
木曜日はレッスンだというのに、どうしよう・・・。
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