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2009
11.20

玉砕

Category: ピアノ
昨日のレッスンは、暗譜玉砕でした。
まぁ、当然といえば当然なんだけど。
2カ所もまるで思い出せなくなって、先生が楽譜を持って来てくれる事態に。
それ以外にも、弾き直し多数。適当な音を弾いたところ、もっと多数。
「バスの動きを把握してないから。オーケストラのパート練習的なことをもっときちんとしないと。なんとなく弾いてるでしょ。」
「しっかりと楽譜を見て練習すること。楽譜が頭の中に写し込まれるぐらいにならないと。」
「本番で暗譜で弾こうと思ったら、普段よっぽど自信を持って弾けるようにしておかないと。」
「たくさん失敗してそこから学ぶ!」

これしきのことでへこたれてたらダメなんだけど、暗譜ってムツカシイ・・・。
あと1カ月しかないし、と言うへこたれた自分と、あと1か月もあると思え、と言う前向きな自分が同時に頭の中に存在しているんだけど、今はどちらかと言うとへこたれた自分のほうがのさばっている感じ。

なぜ暗譜がしたいのか、という根本的な部分に立ち返ってみよう。
1)譜面を見て弾くと、見るという行為が加わることによって、自分の出す音への集中が途切れる。
2)譜面を見ると、その分、指が見られないので、音が跳ぶ所ではずしやすくなる。
3)暗譜で弾けたほうがカッコイイ。

1)と2)は、要するに、音に集中したい、という一言につきる。
ここ数回の発表会で、だんだん楽譜を見ることが集中の邪魔になってきているのは事実。
でも、それなら、暗譜で弾いたら音に集中して自分の表現ができるのか?という疑問に今直面している。
そりゃ、暗譜で自信を持って弾ければ、それに越したことはない。
もちろん、完璧な暗譜なんて望めないし、誰だって暗譜に不安を持ちながら舞台に上がっていることは知っている。
その不安を少しでも減らすために、自信を持って弾ける部分を少しでも増やすために、日々の練習があるのだけれど。
自分の「覚える力」を考えた時に、限りある練習時間の中でどれだけのことができるか、正直わからない。
この二週間の暗譜に費やした練習は、それはそれで頑張ったし、暗譜という一面から言うとある程度の成果はあったとは思う。
でも、はっきり言って、譜面づらだけの練習になってしまっていた。
音さえ間違わなければ、流れさえ止まらなければ、というだけの演奏のなんてつまらないこと。
以前少しだけレッスンを受けたN先生が、「こだわりのある音を少しずつ増やしていくことが、暗譜への近道。譜面に書かれた音だけを覚えるより、その音の性格をひっくるめて覚えるほうがよく覚えられるんですよ、人の名前を覚える時に、その人の顔の特徴とか性格とかを合わせて覚えるほうがよく覚えられるのと同じ。」とおっしゃっていた。
実際それはその通りだと思うのだけど。
こう弾きたいという想いを含めて覚えている部分は、譜面を見て弾くよりずっと良い音で弾けるんだけど、そうでない部分が多すぎる。
それに、よく知っている名前なのに顔や性格が浮かんでも名前が出てこないっていうときがしばしばあるのと同じように、どうしてもその音が出てこないということもよくある。しかも、音はその瞬間に出さないといけない。
これから一ヶ月で、こだわりの部分を増やしていくとしても、違った音を出したらどうしよう、という大きな不安が、譜面を見て弾いた時よりも、表現の幅をせばめるのではないか、という疑問。
暗譜で弾いたときと譜面を見て弾いたときとで、どちらがより音楽を表現できるか、ということがわからなくなってきた。
よく考えれば、5年前に一度暗譜に挑戦した時に、この答えを出したはずだったのに、また性懲りもなく、夢を見てしまった。

3)は体面的な問題。
この問題は、恥ずかしいので書かないでおこうと思ったのだけど、正直なところ、少なからずある。
2年ほど前に、暗譜が得意な、バリバリ弾く系の大人の方が入会されて、そのことが結構プレッシャーになっている。
それまで、趣味の大人は私ともう一人の方だけで、二人とも譜面を見る人だった。
私のほうが年長だし経歴も長いので、第一部(子どもと趣味の人)のトリは私ということでずっと固定していた。
新しい人が入ってきた時に、良く弾けるということだったので、これでトリは交代だろうな、と思ったのに、なぜか、私がトリのままでずっと来ている。
年長だというのもあるかもしれないけど、私の演奏を買ってくれているからだと思ってがんばっている。
でも、やっぱり、暗譜でバリバリってカッコいいな、うらやましいなって思ってしまう。
そういう人の後で、しかもトリなのに、譜面を見て弾くのはカッコ悪い、と思ってしまう。
彼女がもっと歌えるようになって順番が逆になれば、そんな思いから解放されるかも。それはそれでいろいろ思うだろうけど。
つまらないプライドだなぁと自分でもバカバカしくなる。
人は人、自分は自分。
いつも思っているはずなのに。
でも本当は、自分にそう言い聞かせていないとつい比較してしまう弱い自分がいる。
ちょっと話がそれてしまったけれど、そういうわけで暗譜したいなと思ったというのもある。
でも、トリの責任を考えると、暗譜で崩壊して後味悪く第一部を終えるより、譜面を見て気持ち良く聴き終えてもらえるほうがいいかもしれない。
なんでたかだか発表会のトリをとるぐらいでこんなに悩まなきゃならないんだろう。しかも第一部なのに。
第二部でたくさん上手な人がいるんだから、そんなの自意識過剰。あなたはあなたで、やりたいようにやればいい。暗譜で崩壊しても譜面見て間違えても、どちらにしたって、そんなに変わらないよ。
そんな声もどこからか聞こえてくる。

なんだか暗譜の話から少しずれてきてしまった。
今日はどうも暗いほうへ流れてしまう。
要するに、頑張るしかない。
書いている間に、考えが少しまとまってきた。
とりあえず、曲を深める。同時に暗譜も意識する。
本番で暗譜にするかどうかはまだ決めない。
今日のところはそういうことにしておこう。
コメント
こすもすさん、こんばんは!
なかなか書き込みができなくて~。
演奏も、素敵にアップされているのですね~♪
ちょっとPC環境の問題あって、まだ聴けていないのですが、また是非聴かせてくださいね!

暗譜そのほかのお話、一気に読んでしまいました(笑)
「暗譜」について、私も、何度も何度も、自分なりに検証し、その都度、結論が出てきたはずなのですが、どうしても、毎回、悩みます。
暗譜するまで練習する意義は、「絶対に」あると思うのですが、それを、舞台で、音楽的表現含めて再現するのに、どうしても無理が出てくるのです。
でも、私の教室でも、大人の生徒さん、見事に大曲を暗譜される方が大勢いらっしゃいます。
そんな中で、譜面を置く恥ずかしさとか、先生に対する申し訳なさとかで、ずいぶん悩みました。
ただ、どうしても、個人差だと思うのですが、練習に割ける時間、本番経験の数的差、暗譜の得意・不得意、等々で、差ができてしまうのだと思います。最近は、老化も!?(私の場合)
こすもすさんも書かれていますが、本番で暗譜をすることが、必ずしも、音楽的表現で成功しない場合も、多々あります。

そんな今までの経緯の中で、やはり思うのは、「暗譜しようとする努力」だけは、これからも惜しまずしていきたい、ということかな~です。
こすもすさんと一緒です。今回も、私は、後3週間ほどなのですが、とりあえず「子犬」だけは、暗譜しますぅ。短いんだけど、それでも、不安があります。逆に、失敗できない~みたいなネ。
ほんとは、「子猫」も暗譜したかったのですが、時間切れでした。なので、こちらは譜面をおきます。

トリのお話もぉ。こすもすさん、素敵に1部を締めくくられているのですね~!
私もね~、最近、大人の上手な方が、どんどん増えて、正直、凹み気味でした。
ネットでも~、皆さん、すごくお上手な方ばかりで~、実は、ここ数日、ロムだけしてウロウロしていたかも(笑)。

でもね~、やっぱり、「自分」あるのみですよね。
いろんな切磋琢磨や、くやしさも、きっとバネにもなるし、その中で今の「自分」を受け入れていけば、自ずと次の道が開かれるのかな~なんて。

あんまり、たいした結論ではないですが・・・・。

ギスギスしちゃうのは、絶対いやなのですが、しなやかに、兆戦していきたいですぅ。

わ~、支離滅裂でごめんね~!
自分に対する確認の意味で、長々とこの場をお借りして、書いちゃいましたm(__)m
また、改めてお邪魔します~♪

ぼふふわdot 2009.11.20 17:48 | 編集
暗譜、私もこの事についてブログの書こうかなと思っていたのでタイムリーです!!

こすもすさんの仰っているように1)2)は暗譜した方が音も聴けるし、外す心配も軽減できる気がしますね。

3)もね、分かりますよ!暗譜でちゃんと弾いている人がいるとやっぱりプレッシャーだもの。

基本、楽譜を見ても音楽的に弾ければ、それで良いと思うのです。
私の場合、楽譜を置いてしまうと安心してしまって音に集中出来ないのです。
なので、一応発表会だけは暗譜をします。ホント発表会だけ(笑)。でもね~、間違えるの。。
それと最初からこの曲は暗譜をする曲と決めて掛らないと暗譜できないのです。
よく先生に「この曲を暗譜してね。」と普段レッスンで弾いている曲を急に言われると、大体暗譜出来ませ~~ん^^;
気持ちの問題なのか、譜読みの段階から見るところが違っているのか!?

うちの先生の所の生徒さんで同じくらいの歳の方がいらっしゃるのですが、その方はいつもトリで楽譜を置いています。とても音楽的に弾かれているし、堂々とされているから全然楽譜の事は気になりませんよ。

今日もバラ3を暗譜で練習していたけれど、何が怖いって、変な音を引っかけた時と指使いがいつもと違った時。
気が動転してしまいます。

お互いに本番まで頑張りましょうね♪

ayayandot 2009.11.20 21:44 | 編集
ぼふふわさん、ayayanさん。
こんな記事にコメントを下さって、どうもありがとうございます。
お二人のコメントを読ませていただいて、なんだか涙が出てきました。
同じものに向かうお友達っていいですね。
今は時間がとれないので、またあとでコメント書かせてもらいますね。
感謝の気持ちだけ、すぐに伝えたくて。
ほんとに、ありがとう。
こすもすdot 2009.11.21 07:59 | 編集
改めて、コメントありがとうございます。
私も、ぼふふわさんのブログに書き込めていなくて。
先日、松江のお話にコメントを入れたのですが、パソコンの調子が悪かったのか、最後の最後で突然消えてしまいまったんです。
もう一度書くだけの気力が残ってなくて、ごめんなさいね。
我が家も夏休みに蒜山高原へ行き、境港へまわって海鮮丼を頂いてきたところだったので、すごく親しみを感じました。ハプニングはあれど、楽しい旅行になってよかったですね。

暗譜についての記事、とっても落ち込んで書いたので、読み返してみると暗~い雰囲気が漂っていて、恥ずかしいです。
ぼふふわさんも、やはり同じ思いでいらっしゃるのですね。
暗譜の得意・不得意、悲しいけど絶対ありますよね。
練習に割ける時間も、ぼふふわさんはお仕事をお持ちで絶対量が少ないはずなのに、すごく真摯に頑張っておられて、ホント尊敬です。
私なんか時間的にはもっと恵まれているはずなのに、安易に落ち込んでられませんね。

毎回悩んでこられた方の言葉は、とても重いです。
>「暗譜しようとする努力」だけは、これからも惜しまずしていきたい
これ、とても素晴らしいと思います。
これまで、私にはこの意識が欠けていたように思います。
いい言葉をどうもありがとうございざす。

トリね、正直なところ、フクザツです~。
自信を持ってトリを張れるようにもっと上手くなりたいです。
でも、今の「自分」を受け入れてあげないと、ですね。

ありがとう。
本番、お互いに頑張りましょうね。
こすもすdot 2009.11.21 15:09 | 編集
コメントありがとうございます。
落ち込んでいる時に、分かってくれる人がいると思うと、すごく救われます。
特に、3)のような話は、自分でも恥ずかしいと思いながら書いていたので、みなさんそんな気持ちを持ってらっしゃるんだと分かって、とても安心しました。
でも、それを乗り越えて行ってらっしゃるのですね。
私も、これまで一人で抱えていたことを吐き出してしまって、コメントを頂けたことで、乗り越えられそうな気がします。
どうもありがとうございます。

問題は音楽的に弾けるかどうか、であって、暗譜であるかどうかはそれほどたいした問題ではない、のですよね。
ayayanさんのお教室のトリの方、素敵ですね。
私もそんなふうに堂々とできるように、音楽性を磨いていきたいです。

>何が怖いって、変な音を引っかけた時と指使いがいつもと違った時。
これって、完璧に暗譜できていたとしても、いつでも起こりうることですよね。ホントに、暗譜は怖いですね。精神力がないと、耐えられませんね。

本番、頑張って下さいね。私も、頑張ります。
こすもすdot 2009.11.21 15:37 | 編集
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